巨人、阪神についに勝利 今季5戦全敗も…代打・岸田が大仕事、9回窮地もライデルしのぐ

阪神戦の指揮を執った巨人・阿部慎之助監督【写真:産経新聞社】
阪神戦の指揮を執った巨人・阿部慎之助監督【写真:産経新聞社】

伝統の一戦でようやく今季初勝利

■巨人 2ー1 阪神(27日・甲子園)

 ついに連敗を止めた。巨人は27日、甲子園で行われた阪神戦に2-1で勝利。これで今季の開幕から続いていた阪神戦での連敗を5でストップした。

 先発の堀田賢慎投手は初回、2死一、二塁から大山悠輔内野手に左前適時打を浴び、リプレー検証も実らず先制点を許した。しかし、3回に堀田と泉口友汰の連打に犠打を絡めて好機をつくり、内野ゴロの間に同点とした。

 4回以降は両チームとも無得点のまま接戦が続いた。だが、9回に先頭のトレイ・キャベッジ外野手が左二塁打で出塁すると、犠打で1死三塁とし、代打・岸田行倫捕手の左前適時打でついに勝ち越した。9回には守護神のライデル・マルティネス投手が、先頭の木浪聖也内野手に二塁打を打たれて1死三塁のピンチを招くも、後続を断ち切った。

 阪神とは4日から東京ドームで3連戦を迎えたが、2-7、3-4、0-1で本拠地3連敗。そして甲子園に移った25日は1-4と落とすと、26日も終盤にリリーフ陣が崩れて2-6で敗れた。セ・リーグ連覇に向け、伝統の一戦での悪い流れを断ち切った。

(Full-Count編集部)

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