37歳が衝撃の166キロ「打てるわけない」 100マイル超連発“最速左腕”に騒然

「ピッチング・ニンジャ」も驚愕
【MLB】Rソックス 7ー3 ガーディアンズ(日本時間27日・クリーブランド)
37歳になった“世界最速の男”に衰えは存在しないのか。レッドソックスのアロルディス・チャップマン投手が26日(日本時間27日)に敵地ガーディアンズ戦の9回に登板。最速103.4マイル(約166.4キロ)と衰え知らずの剛速球を披露し、専門家の度肝を抜いている。
チャップマンは9回、アンヘル・マルティネス外野手への3球目に101.5マイル(約163.3キロ)のシンカーを投じ、空振り三振に。続くジョンケンジー・ノエルが外野手への3球目に103.4マイル(約166.4キロ)、4球目に102.4マイル(約164.8キロ)のシンカーで空振り三振を奪った。
この投球に「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏がX(旧ツイッター)で「37歳にして最速103.4マイル」と反応。「これはインクレディブル」「あれだけの速球を投げながら健康を保っているという事実がすごい」「ここ数年で最高の投球をしている」「この男が大きな怪我をしたことがないなんて信じられない。驚異的なメカニクスと並外れた遺伝子のおかげだろう」「とんでもない遺伝子だ」「チャップマンは球速を上げているのか、それとも衰えていないだけなのか?」「打てるわけがない」と驚きの声が相次いでいる。
メジャー最速記録の105.1マイル(約169.1キロ)を保持する剛腕。2010年にレッズでメジャーデビュー以来、通算808試合に登板し、57勝46敗、339セーブを積み上げてきた。37歳でもなお、圧倒的な球速でメジャーリーグを震撼させ続けている。