無念の降板も…佐々木朗希をベンチで支えた“先輩” 中継が捉えた一幕「かっこいいな」

佐々木は5回3/2で3失点で降板
【MLB】ドジャース 8ー4 パイレーツ(日本時間27日・ロサンゼルス)
ベンチの光景にぐっときた。ドジャース・佐々木朗希投手は26日(日本時間27日)、本拠地のパイレーツ戦に先発。5回2/3で3失点で降板し、メジャー6試合目でも初勝利はお預けとなった。それでも、そっと寄り添う“大物”の姿に、日本人は「かっこいいな」と感謝を送った。
佐々木は初回先頭打者に初球を被弾する幕開けとなったが、バックの好守にも助けられてゼロを重ねた。5回に2点を勝ち越されるも、直後に味方も取り返し、6回のマウンドへ。2死を取るも死球を出したところで降板。93球はメジャー最多だった。悔しそうな表情を浮かべながらベンチへ戻ると、笑顔で拍手を送っていた人物がいた。
今季5年1億8200万ドル(約262億円)で加入したサイ・ヤング賞2回のブレイク・スネル投手だ。自身は現在故障離脱中だが、23歳の“後輩”を以前から気にかけており、よく話している場面が中継でも抜かれている。この日もウィル・アイアトン通訳を介しながら、身振り手振りで話し込んでいた。佐々木も“先輩”の言葉に耳を傾け、うなずきながらコミュニケーションをとった。
佐々木とスネルの“絆”に日本のファンも思わずうるっときたようだ。「スネルからアドバイスを受けてるのもほっこりしちゃった」「朗希のこと気にかけてくれるスネルかっこいいな」「ベンチでスネルが佐々木朗希にアドバイス」「スネルは本当に朗希の支えになってくれてそう」「スネルが朗希の専属コーチみたいになってて面白い」「スネル、朗希にも優しくてありがとう」「由伸や朗希への接し方を見てスネルのこと大好きになった」などと、感動の声が送られた。