最大落差124cm 佐々木朗希の“無回転”に米衝撃…平均の1/3、米識者は思わず「391」

パイレーツ戦に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
パイレーツ戦に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

スプリッターの落下幅は平均40インチ、最大49インチ

【MLB】ドジャース 8ー4 パイレーツ(日本時間27日・ロサンゼルス)

 衝撃の1球に騒然としている。ドジャース・佐々木朗希投手は26日(日本時間27日)、本拠地でのパイレーツ戦に先発し、5回2/3を投げ5安打3失点、2与四球4奪三振の粘投を見せた。初勝利はまたもお預けとなったが、米識者はこの日も投じられた“魔球”に衝撃を受けた模様。米ファンも「素晴らしい……」と絶句している。

 この日は平均96.1マイル(約154.6キロ)、最速97.7マイル(約157.2キロ)と武器の直球は“大人しめ”だったが、スプリッターとスライダーを軸に相手打線を抑えた。中でも、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が繰り返し投稿したのが、佐々木ならではのスプリッターだった。

 同氏は「ロウキ・ササキの不公平なフォーク 382&412回転/分」とし、クルーズとの第2打席で空振りを奪ったスプリット2球を紹介した。昨年のメジャーリーグで投じられたスプリットの平均回転数は1302回転/分だったことを鑑みると、大きく平均から“逸脱”している。さらに、6回にジョーイ・バート捕手を空振り三振に仕留めた1球を「衝撃の86マイルフォーク 391回転/分」とし、やはり回転数の少なさに驚いたようだ。

 また、クルーズの打席で投じたスプリッターのスロー映像も公開した。打者に届くまでにほとんど回転しておらず、さながらナックルのよう。MLB公式サイトの「ベースボール・サバント」によると、この日の落下幅は平均40インチ(約101.6センチ)、最大49インチ(約124.4センチ)だった。米ファンも「えげつない」「Wow」「何てフォークだ」と驚く声が寄せられていた。

【実際の映像】落差124cmの無回転“魔球” 佐々木の理解不能の1球に米衝撃

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY