大谷翔平、2戦連続マルチで逆転勝ちに貢献 打率.286上昇…先発緊急降板も首位と0.5差

パイレーツ戦で快音を放つドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
パイレーツ戦で快音を放つドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平は2試合連続のマルチ安打で打率を.286とした

【MLB】ドジャース 9ー2 パイレーツ(日本時間27日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数2安打1四球で打率を.286とした。チームは14安打9得点で快勝。9-2で2連勝を飾り、2カードぶりの勝ち越しを決め、地区首位と0.5差となった。

 大谷の存在感が、初回のビッグイニングを生んだ。2点を追う初回無死の第1打席は、8球目の高めカーブを見送って四球を選んだ。その後に3本のヒットが生まれ、一気に4得点。初回から逆転に成功し、試合を優位に進めた。

 大谷は2回1死一塁の第2打席では3球目の内角に来た変化球を引っ張り、打撃速度113.3マイル(約182.3キロ)の痛烈な右翼線二塁打を放った。4回1死の第3打席と5回2死一、二塁の第4打席は空振り三振に倒れたが、7回1死の第5打席では右打席を放ち、2試合連続、今季9度目のマルチ安打を記録した。

 この日は先発のタイラー・グラスノー投手が2回の投球練習中に右肩違和感を訴えて緊急降板。2番手のカスペリアスが3回2/3を2安打無失点で好リリーフした。打線が9得点をマークして2連勝。2カードぶり勝ち越しを決めた。

(Full-Count編集部)

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