194億円男に異変で突如“呼び出し”…ド軍に現れた26歳の救世主に感動「様様だよほんと」

カスペリアスは2回から緊急リリーフ、3回2/3を2安打無失点と好救援
【MLB】ドジャース 9ー2 パイレーツ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャースのベン・カスパリアス投手がチームの苦境を救った。27日(日本時間28日)の本拠地・パイレーツ戦で先発のタイラー・グラスノーが2回の投球練習中に右肩の違和感を訴えて降板。ウオームアップができていない状態でマウンドに上がったが、3回2/3を投げて5奪三振無四球、2安打無失点。試合を作ってチームの勝利を呼び込んだ。
緊急リリーフだった。カスパリアスは右肩も作っていない状況で急遽マウンドへ。投球練習で肩を作ると、2、3回と3者凡退に。4回は先頭打者を出したものの、後続を3人で封じるなど安定感抜群だった。防御率2.91となった。
2023年オフにドジャースにトレード加入後、5年1億3500万ドル(約194億円)で契約延長したグラスノー。そんな大物右腕の負傷降板からチームを立て直した。地元メディア「ドジャーブルー」は「今季ずっと素晴らしい、そして今日の緊急登板は特に素晴らしかった」と2年目の26歳右腕を称えた。「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者は「今年ずっとその役割にあっているように見える、特に今日はかなり急な登板だった」とし、4イニング目に98.8マイル(約159.0キロ)を出したことも伝えた。
試合後、カスパリアスは「すべてをシンプルに維持すること、攻めのピッチングをすることを心掛けた」「ブルペンを休ませることができてよかった」とクールに振り返った。ファンから「とにかく彼を先発させて」「ドジャース屈指の貴重な選手になっている」「嬉しい誤算」「カスペリアス様様だよほんと……」「先発転向してエースになれ」とのコメントが寄せられている。