菅野智之、ヤ軍圧倒の5回8K無失点 再三のピンチも驚異の粘り…本拠地は大歓声

ヤンキース戦に先発…渡米後最多となる8奪三振
【MLB】オリオールズ 4ー3 ヤンキース(日本時間29日・ボルティモア)
オリオールズの菅野智之投手が28日(日本時間29日)、本拠地でのヤンキース戦に先発。5回5安打無失点、渡米後最多となる8三振を奪う好投を見せ、3勝目の権利を持ってマウンドを降りた。
初回は1死から安打と四球で1死一、二塁とされるも、ゴールドシュミットを空振り三振、チザムJr.には死球で満塁としたが、ボルピーを打ち取って無失点で切り抜けた。
3回には1死からジャッジとベリンジャーに連打を許して1死一、三塁とするも、ゴールドシュミットを内角に食い込むスプリットで空振り三振、チザムJr.もスプリットで三振に仕留め、マウンドで吠えた。これには本拠地のファンもスタンディングオベーションで称えた。
5回には2死一塁からゴールドシュミットの放った中堅後方への本塁打性の当たりを中堅マリンズがジャンピングキャッチ。5回を無失点で終え、菅野もグラブを叩いて称えた。
菅野は試合前の時点で5試合に先発し、2勝1敗、防御率3.54。この日の投球で防御率は3.00となった。