ヤ軍を「完全に制圧した」 5回ゼロ封の菅野智之へ…同僚思わず“願い”「このままでいて」

ヤンキース戦に登板したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】
ヤンキース戦に登板したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】

5回無失点8奪三振の好投で3勝目

【MLB】オリオールズ 4ー3 ヤンキース(日本時間29日・ボルティモア)

 着実にチーム内からの信頼を得ている。オリオールズの菅野智之投手が28日(日本時間29日)、本拠地でのヤンキース戦に先発し、5回無失点8奪三振の好投で今季3勝目を挙げた。強豪を完璧に封じ、同僚は「完全に制圧した」と手放しで称賛した。

 ピンチは招いたが、得点は許さなかった。初回は1死一、二塁とされるも、2022年ナ・リーグMVPのゴールドシュミットを空振り三振、オープン戦で3ランを浴びていたチザムJr.には死球で満塁としたが、ボルピーを打ち取って無失点で切り抜けた。

 3回には1死一、三塁とするも、ゴールドシュミットを内角に食い込むスプリットで空振り三振、チザムJr.もスプリットで三振に仕留め、グラブを叩いてガッツポーズ。本拠地のファンもスタンディングオベーションで称えた。

 5回まで無失点とし、渡米後最多となる8奪三振を奪ってマウンドを降りた。この日はスプリットが冴え、空振り率75%を記録した。

 2回に先制適時打を放ったラモン・ラウレアーノ外野手は試合後、地元放送局「MASN」のインタビューに登場。菅野の好投に触れ、「今日も、いつものように(ストライクゾーンの)四隅に投げていた。スガノ、このままでいてくれ」と、チームトップタイ3勝目を挙げた35歳を称えた。

(Full-Count編集部)

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