ロッテ19歳は「めちゃくちゃ良い」 2年目の覚醒…0.82に球団OB衝撃「頑張りは大きい」

里崎智也氏が開幕から1か月のロッテを分析…木村優太らを絶賛
元ロッテ捕手の里崎智也氏が28日、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に谷繁元信氏と出演し、ロッテの現状を分析。台頭する若手投手を絶賛した。
この日は「サトシゲ的事件簿!」と題し、2人が開幕からの1か月を振り返った。27日終了時点で11勝11敗の勝率.500。3位につけるロッテについて、「高野(脩汰)は2軍に行ってますけど、第2先発の木村(優人)、中森(俊介)がめちゃくちゃ良い形」と里崎氏は絶賛した。
「回またぎもしますし、先発が多少早めに交代しても、この2人がしっかりゲームをつくれる。リリーフ陣が踏ん張っていることで、終盤に逆転できている。若い選手たちの頑張りは結構大きいんじゃないかな」と高評価。谷繁氏が「ピッチャーが次々出てくるよね。これ、2025か?」と笑みを浮かべると、「これ、VISION 2025ですよ! 5年かけているので!」と胸を張った。
一方で、野手陣に対しては、「もっと打っていかないと。さすがに点が取れないと、なかなか苦しい」と里崎氏は課題も指摘した。谷繁氏が「藤原、良いじゃん」と藤原恭大外野手を挙げると、「藤原は良い感じですね。追い込まれてからの打率が高いんですよ。ノーステップ打法で」と今後の活躍にも期待を寄せた。
27日終了時点で、22歳右腕の中森は5試合に登板して1勝1敗、防御率3.00をマークしている。19歳右腕の木村優人は6登板で1勝2ホールド、防御率0.82。11回を投げて自責点は僅か1だ。2018年ドラフト1位で24歳の藤原は16試合で打率.333(48打数16安打)。2ストライクからの成績は.382(34打数13安打)と高打率を残している。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)