ヤ軍、初回先頭から3者連発! シーズン2度目は史上初の快挙…ジャッジは2試合ぶり9号

ジャッジはオリオールズ戦に出場…出場29試合で打率.405
【MLB】オリオールズ ー ヤンキース(日本時間30日・ボルティモア)
ヤンキース打線が初回から大爆発した。29日(日本時間30日)に行われたオリオールズ戦で、先頭のトレント・グリシャム外野手、2番のアーロン・ジャッジ外野手、3番のベン・ライス内野手から3者連発。さらに1死からコーディ・ベリンジャー外野手も一発を放ち、1イニングで4本塁打をマークした。
敵地は騒然とした。この日の先発は通算112勝のカイル・ギブソン。グリシャムはカウント1-0から甘いカッターを完璧に捉え、右翼席へ先頭打者アーチを放った。さらに「2番・右翼」で先発出場したジャッジは、続く初球のシンカーを振り抜いた。やや詰まったようにも見えたが、打球はそのままライトスタンドへ着弾した。
これで終わらない。3番のライスも今度はチェンジアップを捉え、再び右翼席への一発。これで3者連続アーチとなった。4番のポール・ゴールドシュミット内野手は凡退したものの、ベリンジャーが高めの速球を捉え、再び右翼席への一発をお見舞いした。
ヤンキースは今季話題を呼んでいる「魚雷(トルピード)バット」でアーチを量産している。3月29日(同30日)の本拠地ブルワーズ戦でも初回先頭から3連発を記録しており、MLB公式によれば、シーズン2度の初回先頭から3連発を記録したチームは史上初だった。