投手・大谷翔平の復帰は「現時点ではない」 投手コーチ明かす現況、崩さぬ慎重姿勢

試合前に取材に応じたドジャースのマーク・プライヤー投手コーチ【写真:真柴健】
試合前に取材に応じたドジャースのマーク・プライヤー投手コーチ【写真:真柴健】

「軽めのブルペンを水曜日、強めのブルペンを土曜日」

【MLB】ドジャース ー マーリンズ(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は今季、ピッチャーとしての復帰が期待されている。開幕前の段階では5月頃の復帰が見込まれていたものの、一旦は白紙の状態。果たしてマウンドに戻るのはいつ頃になるのだろうか。投手コーチが現況を明かしている。

 マーク・プライアー投手コーチは29日(日本時間30日)、本拠地で行われるマーリンズ戦前に取材に応じた。デーブ・ロバーツ監督が実戦形式までまだ数か月かかると話したことを問われると、「明日はやってもキャッチボール。土曜日(日本時間4日)はブルペン。実戦復帰のタイムラインは現時点ではない」と、指揮官同様にまだ先の見通しと話した。

「軽めのブルペンを水曜日、強めのブルペンを土曜日に行うかもしれない。打者と対戦してもよさそうと思ったら(実戦形式の)プロセスを始める」とプライアー投手コーチ。マウンドまでの復帰は慎重な姿勢を崩していない。

 大谷は、キャンプではピッチャーとしての調整も行っていたが、キャンプ中盤から投手としての本格的な調整を中断。東京シリーズで来日した際は「普段通り来ていた。僕自身は納得しているし、打者を優先的に仕上げる時間あった。体力的にもよかったと思います」と話していた。

 米国に戻った後に再開し、12日(同13日)のブルペン入り後に取材に応じたロバーツ監督は「90、92マイル(約148.1キロ)くらい出ていた」と話していた。26日(同27日)には長女誕生後初のブルペン入りしていた。

(Full-Count編集部)

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