大谷翔平1人でチーム総年俸超え 米メディア指摘も…批判続出「キレるべき」

マーリンズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
マーリンズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

FOXスポーツのSNS投稿が議論を巻き起こす

 ドジャースへの“金満批判”に対して反論が噴出した。ドジャースは28日(日本時間29日)から、本拠地でのマーリンズ3連戦を戦っている。米放送局「FOXスポーツ」の公式X(旧ツイッター)が初戦を前に両軍の年俸格差を投稿したところ、SNS上で議論が巻き起こった。

 FOXスポーツの公式X(旧ツイッター)は28日(同29日)に「現チャンピオンが今週ホームにマーリンズを迎える」と投稿。米紙「ニューヨーク・タイムズ」を情報源に「彼らの総契約の差は4億650万ドル(約578億円)と予想されている」と記した。

 投稿には、ドジャースの大谷翔平投手とマーリンズのサンディ・アルカンタラ投手の写真を並べ、ドジャースが総額4億7600万ドル(約677億円)、マーリンズは総額6900万ドル(約98億円)と記載。「現代野球史上最も契約格差があるチーム」とのタイトルを添えて煽った。

 だが、これには意外な反応が出た。投稿には「マーリンズが問題だ」「何故かドジャースが悪者に」「一方のオーナーが球団に投資し、もう片方がそうしなかった結果」「マーリンズファンは球団売却を求めないといけない」「マーリンズはまた最低記録を更新しそうな勢いだ」など、マーリンズの経営方針を批判する声が殺到した。

 ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務めるブレイク・ハリス氏もX(旧ツイッター)で「野球ファンは左ではなく、右の数字にキレるべきだ……」と反応。ドジャースは28日(同29日)の初戦を制し、ジャイアンツとともにナ・リーグ西地区に並んだ一方、マーリンズはナ・リーグ東地区で最下位に。格差の原因は年俸ではなく、球団経営なのかもしれない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY