大谷翔平の“パパ1号”は「知らなかった笑」 ロバーツ監督の高まる期待「もっと打つかも」

試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

「Women’s Night(ウーマンズ・ナイト)」で今季最多得点

【MLB】ドジャース 15ー2 マーリンズ(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でのマーリンズ戦に15-2と大勝した。今季30試合を終えて20勝10敗、貯金は「10」に。試合後の取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「流れを作った大きな一打」と、初回先頭打者アーチを放った大谷翔平投手を称えた。

「Women’s Night(ウーマンズ・ナイト)」イベントが開催されこの日、大谷は真美子夫人が選曲したテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」のOP「ムーンライト伝説」で登場した。そしてその初球、サンディ・アルカンタラ投手の初球95.5マイル(約153.6キロ)のシンカーを捉えた。打球初速114.1マイル(約183.6キロ)、飛距離394フィート(約120メートル)、角度23度の一発を叩き込んだ。

 先制を許したチームはこの一発ですぐさま同点に。この回に3点を奪うと、3回までに7得点。2022年サイ・ヤング賞右腕をKOした。さらに6回にも4点。8回には前の回から登板した野手のハビア・ソノア外野手から3点をあげた。計15得点は今季最多となった。

 ロバーツ監督は大谷の先頭打者本塁打に感銘を受けたようだ。「流れを作った大きな一打だった。ショウヘイが先頭打者を務めることによって勢いがでる。相手先発の初球を捉えて1点を奪うことができた。(大谷が打ったことが)間違いなく打線の起爆剤になった。彼が打てば、私たちの打線は彼についていく」と、“大谷効果”に笑顔を見せた。

 また、「あのホームランは彼が父親になってから初めての一本だったんだね。知らなかったよ(笑)」とジョークを飛ばす場面も。「父親になってからもっとホームランを打つかもね。彼はいいスイングをしていたから、本塁打を打つのは時間の問題だった」と、復調気配に期待を寄せずにはいられなかった。

(Full-Count編集部)

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