12球団断トツ「12」…新庄監督の慧眼にX驚愕 圧倒数値を導く采配が「レベチ」

代打打点が断トツのトップ、一方で犠打ゼロ
■日本ハム 2ー1 ソフトバンク(29日・みずほPayPayドーム)
日本ハムの代打陣が、異次元の勝負強さを見せている。29日には敵地みずほPayPayドームで延長の末にソフトバンクを撃破。7回に代打・吉田賢吾捕手が反撃の狼煙を上げる適時二塁打を放った。日本ハムの代打陣は今季、他球団を圧倒する数字を残している。
1点を追う7回1死一、二塁の場面で、吉田はリバン・モイネロ投手が投じた3球目の直球を捉えると、左翼手の頭上を超えるフェンス直撃の適時二塁打。この一打で同点としたチームは、延長10回に水野達稀内野手の勝ち越し2号ソロが飛び出し、ソフトバンクとの接戦を制した。
日本ハムの異様な勝負強さを裏付けるデータがある。チームの今季の代打成績は23打数9安打で打率.391。代打で12打点も記録している。2位は5球団が4打点で並んでおり、12球団で断トツの数字だ。また、代打本塁打3本も12球団で最多だ。
一方、チームの犠打と犠飛は12球団で唯一ゼロと、開幕から約1か月で、かなり極端な記録となっている。SNSでは「打った吉田くん凄いし代打で出した新庄もすごい」「代打に吉田、采配的中」「新庄の代打起用は当たるなぁ」「新庄の代打ピューターやばい」「バントサインは決まらないのに代打起用はことごとく当てる新庄強すぎ」「レベチで代打成功してんじゃねえか」と、新庄剛志監督の采配に注目が集まっている。