緊急降板の今永昇太は「問題ない」 指揮官が明かす状態…勝利後も笑顔なし

右足を痛めてベンチへ下がるカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
右足を痛めてベンチへ下がるカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

パイレーツ戦に先発…6回先頭の直後に右足を抑える

【MLB】カブス 9ー0 パイレーツ(日本時間30日・ピッツバーグ)

 カブス・今永昇太投手は29日(日本時間30日)、敵地でのパイレーツ戦に先発登板。6回先頭の打席後に右足を抑え、緊急降板となったが、5回0/3で87球を投げて6安打無失点、1四球3奪三振の粘投で今季3勝目をあげた。試合後の取材に応じたクレイグ・カウンセル監督は「両脚が痙攣していた」とし「今は大丈夫のようだ。問題はない」と淡々と話した。

 気温17度とやや肌寒いピッツバーグ。今永は初回を3者凡退に封じると、2回先頭に安打を浴びるも併殺で切り抜けた。3回は2死一塁から今季8本塁打の怪童、オニール・クルーズ外野手を打席に迎えたが、内角のスプリットで空振り三振に仕留めた。

 4-0の5回には2死から連打と四球で満塁のピンチを迎えたが、ブライアン・レイノルズ外野手を3球三振に仕留めてゼロに封じた。そのまま6回もマウンドへ。しかし、先頭のアンドリュー・マッカチェン外野手に左二塁打を浴びると、直後に苦悶の表情。ベンチに合図を送ってカウンセル監督やトレーナーらが駆け寄った。そのまま、右足を引きずり交代した。

(Full-Count編集部)

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