大谷翔平の衝撃弾に“10秒沈黙” 弾丸ライナーに敵地実況も唖然「もういい…忘れてくれ」

地元放送局「ファンデュエル・スポーツネットワーク」
【MLB】ドジャース 15ー2 マーリンズ(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたマーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初球を先頭打者アーチにすると、衝撃の一発に実況は言葉を失った。
この日は「Women’s Night(ウーマンズ・ナイト)」イベントが開催され、登場曲は真美子夫人が選んだ。テレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」のOPとして大人気「ムーンライト伝説」で打席へ。その余韻が冷めやらぬ中、サイ・ヤング賞投手のサンディ・アルカンタラの初球を捉えた。
打球初速114.1マイル(約183.6キロ)、飛距離394フィート(約120メートル)、角度23度の弾丸ライナーで右翼席へ一直線。本拠地は大歓声に包まれた。
地元放送局「ファンデュエル・スポーツネットワーク」の実況を務めるカイル・シーロフ氏は「サンディ・アルカンタラが今シーズン6度目の先発登板を果たしました。オオタニへの最初の投球は高く飛んだ。ライト深くへ叩き込まれました。もう、いい。忘れてくれ」と説明。この後、実況席は10秒間、静まり返った。
解説を務めるジェフ・ネルソン氏が沈黙を破って「初球に投じた速球は、ど真ん中へ行きました」とコメントしたが、後が続かない。再び7秒間沈黙し「サンディにとってここは苦手な場所で、ドジャースにも苦戦していました。この速球をご覧ください。ツーシーム。オオタニはこれをマーリンズのブルペンに打ち込みました」と言葉を絞りだすのがやっとだった。
(Full-Count編集部)
