ドジャース戦で珍事 両軍とも野手がマウンドへ…13点リードでキケが登板、本拠地大盛り上がり

ドジャース-マーリンズ戦
【MLB】ドジャース 15ー2 マーリンズ(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャースは29日(日本時間30日)、ドジャースタジアムで行われたマーリンズ戦に15-2で勝利した。大量リードの9回にはエンリケ・ヘルナンデス内野手が登板。ファンは大盛り上がりだった。
先制を許したドジャースだったが、直後の攻撃で大谷翔平投手が2022年サイ・ヤング賞投手のサンディ・アルカンタラから先頭打者アーチを叩き込んだ。すぐさま3点を返し、3回までに7得点をあげた。勢いは止まらず、7回までに12得点。得点差は10となった。
7回2死から、マーリンズはこの日「9番・左翼」で先発したハビア・ソノア外野手をマウンドに送った。マックス・マンシー内野手を初球53.4マイル(約85キロ)のチェンジアップで一ゴロに仕留めたものの、続投した8回に3点を奪われた。
すると、今度はドジャースが9回のマウンドにE・ヘルナンデスを起用。山なりのボールで先頭を打ち取ると、その後打者2人にヒットを許す展開に。チームきっての人気者の珍しい光景に、スタジアムに残ったファンは「キケ! キケ!」の大合唱。声援の後押しもきいたのか、“右腕”は1回を無失点に抑え、試合を締めくくった。