大谷翔平「幸せな寝不足」 長女誕生から10日…“疲労”も笑顔、名前は非公表

試合後、取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:真柴健】
試合後、取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:真柴健】

“パパ1号”から試合後に見せた父親としての表情

【MLB】ドジャース 15ー2 マーリンズ(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたマーリンズ戦の初回に今季7号となる先頭打者アーチを放った。長女の誕生について、試合後に報道陣の取材に対して「心地のいい幸せな寝不足でした」と語った。

 19日(同20日)に長女が誕生して以来、復帰8戦目での一発を「(真美子夫人が)出産してからホームラン打てていなかったので、いい1本になった」と話した。長女に対しては「無事に生まれきてくれて感謝しています。はい。寝不足気味でしたけど、心地のいい寝不足というか、幸せな寝不足だったので」と語った。

 父親になってからの生活の変化には「リズム自体はやっぱり少しはもちろん変わります。今日も病院行ってから来たりとか、しばらくはそういう感じじゃないかなと思うんですけど」と言及。長女を初めて抱いた時のことを「あったかかったですね。予想より大きく生まれてきてくれたので、まず、なんて言うんですかね、安堵というか、健康な状態で生まれてきてくれたので、それが何よりかなと思います」と振り返り、父親としての表情を見せた。既に名前も決まっているという。

 第1打席、真美子夫人が選曲したテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」のOP「ムーンライト伝説」で登場。サンディ・アルカンタラ投手の初球95.5マイル(約153.6キロ)のシンカーを強振。打球初速114.1マイル(約183.6キロ)、飛距離394フィート(約120メートル)、角度23度の弾丸ライナーで右翼席に叩き込んだ。

 2回の第2打席は四球、3回の第3打席は三振、5回の第5打席はニゴロ、7回先頭の第6打席は三振だった。試合はドジャースが終盤に大量リードし、8回に代打を送られて途中交代。4打数1安打1打点、1四球2得点だった。終盤には両軍が野手を登板させるという珍事も起きた。

 16日(同17日)の本拠地・ロッキーズ戦で6号を放って以来、13日ぶりの一発。「父親リスト」から復帰後数試合は不調気味だったが、直近4試合で15打数7安打の打率.467と調子を上げてきた。

(Full-Count編集部)

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