巨人・山崎伊織が快挙、開幕32回無失点でセ新記録を樹立 中井悦雄&村上頌樹を抜く

広島戦で先発、4回まで無失点好投
■巨人 ー 広島(30日・東京ドーム)
巨人の山崎伊織投手は30日、広島戦(東京ドーム)で今季4勝目を目指して先発した。4回まで3安打無失点に抑え、開幕から32イニング連続無失点。セ・リーグ新記録を樹立した。
初回は1死から矢野の中前打で出したものの、小園、末包を打ち取って無失点。開幕からの連続イニング無失点を「29」に伸ばし、2007年高橋尚成が記録した球団記録を塗り替えた。
2回は先頭・野間の中前打と二盗で2死二塁としたが、會澤を空振り三振に仕留めた。3回は2死から矢野を四球で出したが、続く小園の打席で捕手・甲斐が二盗を狙った矢野を刺した。
4回2死一、三塁のピンチでは菊池を右飛に打ち取った。開幕32回連続無失点とし、1963年中井悦雄、2023年村上頌樹(ともに阪神)が記録したセ・リーグ記録の31回を塗り替えた。
昨季の広島戦は3試合登板で0勝2敗、防御率7.71と結果を出せず。今季は初登板だった。「慎重になりすぎず大胆にいけるように準備していきたいと思います。粘ってくる打者が多いので、それに負けずに根気強く投げられるか」と意気込んでいた。
(Full-Count編集部)