早朝5時に大谷翔平と予期せぬ“遭遇” 「見つめ返していた」ド軍番記者が忘れぬ体験

地元放送局の番組で語った逸話
やはり日本では別格だったようだ。ロサンゼルスの地元紙でドジャース番を務めるビル・プランケット記者が、地元放送局の番組に出演し、3月に東京ドームで行われたドジャースとカブスの開幕シリーズで来日した際の驚きを振り返った。
大谷翔平投手の日本での人気は、来日した米メディア関係者をあらためて驚かせていた。プランケット記者は米放送局「CBSロサンゼルス」の番組「スポーツ・セントラルLA」に出演し、番組司会者から日本での印象的なエピソードを問われると、この話題に言及した。
プランケット記者は「我々はトウキョウに行く前に、それ(大谷人気のすごさ)を説明しようと努力しました」と回顧。「みんなはマイケル・ジョーダン×テイラー・スイフト+ジャスティン・ビーバーだと言っていた。日本に行くと、彼の顔が至る所にありました」と他の分野のスーパースターの名を挙げ、その人気ぶりを強調した。
その上で、特に「笑った」とする逸話を紹介。日本での初日は時差ぼけで睡眠不足だったことから、午前5時に散歩に出かけたという。すると、少し歩いただけで目に飛び込んできたのは、やはり大谷だった。「オフィスビルの横を通ったのですが、多分トヨタと何か関連があるビルだったと思います。すると案の定、ロビーの前に等身大のショウヘイ・オオタニのパネルが置いてあって、朝の5時に私を見つめ返していたんです」と冗談交じりに語った。
日本では多数くの企業広告に起用されている大谷。まだ人通りが少ない早朝の東京で、米国人記者にとっては別格のオーラを放っていたようだ。