女性レポーターが吹き出した“今永節” 怪物右腕に真顔で「聞きたいです」

パイレーツ戦に登板したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
パイレーツ戦に登板したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

緊急降板後の取材でも安定感

【MLB】カブス 9ー0 パイレーツ(日本時間30日・ピッツバーグ)

 カブスの今永昇太投手は29日(日本時間30日)、敵地でのパイレーツ戦に先発登板し、5回0/3を6安打無失点で今季3勝目を挙げた。6回には右足を引きずり緊急降板するアクシデントに見舞われたものの、試合後の取材では女性レポーターを爆笑させるなど、安定の“今永節”は相変わらずだった。

 今永は5回までスコアボードにゼロを並べるも、6回に先頭打者に二塁打を浴びると、直後に苦悶の表情を浮かべ、右足を引きずって交代となった。試合後の報道陣の取材に応じた今永は「うっかり完全に足がつってしまったので、色々連鎖して体に広がる前に」と説明し、重症ではないことをアピールした。

 続いて、パイレーツで昨季の新人王に選ばれたポール・スキーンズ投手とのやりとりも話題に。今永は昨季、スキーンズと初めて会った際に直球の握りについてアドバイスを求めていた。その後、今永は昨年9月に7回無安打無失点と好投したことから、スキーンズは「これ以上のアドバイスはいらない」と語っていたという。

 これに今永は「まず彼のように歴史的才能を持った選手と同じ時代に野球をやれているということが、ものすごく僕にとって光栄です」と謙虚に語った。「もし、彼が(今後は)何も教えてくれないかもしれないですけど、彼に質問をして、彼の言葉を聞いてそれを実践することが、かけがえのない時間なのでチャンスがあれば、いろんなことを(今後も)彼に聞きたいです」と真顔で語った。

 すると女性レポーター「彼は、一応今でもイマナガ選手と話したいと言っていました。ハハハ」と吹き出していた。日本時代から“投げる哲学者”と呼ばれる独特なコメントで知られた今永は、今や海を越え、メジャーの舞台でも確実にファンの心をつかんでいる。

(Full-Count編集部)

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