“バズーカ”のような155キロに「こんなん反則」 無双の新守護神は「マジのバケモン」

中日・松山、ピンチ招くも阪神・近本を見逃し三振斬り
■中日 5ー4 阪神(4月30日・バンテリンドーム)
中日・松山晋也投手が4月30日、バンテリンドームで行われた阪神戦の9回に登板。近本光司外野手を三振に仕留めた1球に、SNS上では「次元が違うストレート」「こいつはマジのバケモン」と称賛の声が上がっている。
4-4の9回から登板した24歳の新守護神。先頭の前川右京外野手に二塁打を浴びるなど1死二、三塁のピンチを招いたが、ここからが真骨頂だった。代打の木浪聖也内野手を154キロ直球で空振り三振。続く近本をフルカウントから内角155キロ直球で見逃し三振に仕留めた。
リーグ屈指の好打者も手が出ない剛球にファンは騒然。「バズーカ萌える」「青い火の玉」「守護神の風格」「NPBナンバーワンのストレート」「惚れ惚れするストレート」「エグすぎる」「痺れた」「やばすぎ」「これはお手上げ」「鬼神」「誰が打てるん」「侍の抑えになれそう」といったコメントが並んだ。
2022年育成ドラフト1位で入団した右腕は1年目途中に支配下登録されると中継ぎの一角に定着。昨年は59試合に登板し2勝3敗41ホールド、防御率1.33で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
3年目の今季はライデル・マルティネス投手の巨人移籍により、開幕から抑えを務める。ここまで13試合に投げて0勝0敗10セーブ2ホールド、防御率1.42。奪三振率は13.50と圧倒的な投球で守護神の役割を担っている。