ファンが頭から6.4m転落→動けず救急搬送 試合中断で騒然…パ軍が声明発表

PNCパークで行われた試合
【MLB】パイレーツ 4-3 カブス(日本時間1日・ピッツバーグ)
パイレーツは30日(日本時間5月1日)、同日のカブス戦時にスタンドから転落したファンについて声明を発表。事故の説明とともに、「我々の思いと祈りは、彼と彼の家族とともにあります」と負傷者の無事を祈った。
同戦の7回、パイレーツの攻撃で、2死一、二塁からマカッチェンが内野安打を放った際、右翼スタンドのクレメンテ・ウォールから、ファンが頭からグラウンドへ落下。約5分間試合が中断していた。
米スポーツ局「ESPN」によると、壁の高さは21フィート(約6.4メートル)。ファンは顔から流血して動けず、担架で救急搬送された。
球団は試合後、X(旧ツイッター)で「本日、PNCパーク(パイレーツ本拠地)で行われた試合の7回で、成人男性が右翼観客席からフィールドに落下しました。パイレーツとカブスのアスレティックトレーニングチームとPNCパークの職員が即座に対応し、手当てを行いました。彼はアレゲニー総合病院へ搬送されました。我々の思いと祈りは、彼と彼の家族とともにあります」と発表した。