燕を救う「最強のFA戦士」 “ヤ戦病院”で奮闘…刻むセ・トップの驚愕数値「.395&4.8」

ヤクルト・茂木栄五郎【写真:矢口亨】
ヤクルト・茂木栄五郎【写真:矢口亨】

FA移籍の茂木が攻守で存在感

 ヤクルトにFA移籍した茂木栄五郎内野手が、攻守で存在感を発揮している。4月を終えて出塁率.395はセ・リーグトップ。故障者続出で最下位に沈むチームにとって欠かせない戦力となっており、ファンからも「FAで獲得したのは大正解」「救世主すぎる」と称賛を集めている。

 新天地で迎えた今季はこれまで21試合に出場し、65打数19安打の打率.292。選球眼も良く、リーグトップの出塁率.395、リーグ4位のOPS.810をマークしている。特に27日に敵地バンテリンドームで行われた中日戦では、2点を追う4回無死二、三塁の好機で右翼席に叩き込む逆転3ランを放ち、チームに勝利を呼び込んだ。

 ヤクルトは主砲の村上宗隆内野手が上半身のコンディション不良で出遅れ、17日に1試合出ただけで再び抹消。塩見泰隆外野手や長岡秀樹内野手ら主力の故障離脱が相次いでおり、9勝12敗でセ・リーグ最下位と苦しい戦いが続く。そんな中、開幕から村上に代わって三塁を守る茂木は守備でも貢献度が高い。プロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、茂木のUZRはセ・リーグ三塁手でトップの4.8を記録している。

 この活躍にSNSでは「スワローズに来てくれてありがとう!」「ようやり過ぎとるわ」「最強のFA戦士、もうどこにも行くな」「いけいけもっと暴れろ」「マジで茂木がいなかったら、ヤクルトやばすぎでしょ」「守備が上手いだけでなくバンテリンのスタンドにぶち込めるんですね」「本来の力を取り戻していて本当に嬉しい」などの声が相次ぐ。

【実際の動画】27日の中日戦で逆転3ランをバンテリンドームに叩き込んだ茂木

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