41歳で21億円契約も「嘘だよな…?」 菅野好投の陰で…シャレにならない低迷

オリオールズのチャーリー・モートン【写真:Getty Images】
オリオールズのチャーリー・モートン【写真:Getty Images】

メジャー通算138勝の大ベテランが誤算

 オフに大型契約を結んだ右腕が大誤算だ。オリオールズのチャーリー・モートン投手は今季これまで0勝6敗、防御率9.45という乱調。オフに1年1500万ドル(約21億4300万円)契約を結んだが、その期待に全く応えられず、ブルペンに配置転換となった。

 41歳と大ベテランのモートンはメジャー通算138勝。昨季はブレーブスで8勝10敗と先発投手としての役割を果たし、オフにオリオールズと契約。菅野智之投手らとともに先発の柱として期待されていた。

 だが、今季は開幕から先発で5連敗という背信の投球が続いた。26日(日本時間27日)のタイガース戦では2番手で登板するも、3回2/3で3失点を喫して6敗目。29日(同30日)のヤンキース戦では12点の大量リードを許した場面で3番手として登板し、2回1/3を投げて今季初めて自責点0(失点1)に抑えるも、3安打1四球と安定感は今一つだった。

 地元紙「ボルティモア・バナー」のオリオールズ番アンディ・コスカ記者によると、29日(同30日)に敗戦処理として起用されたモートンについて、ブランドン・ハイド監督は「短期的なプラン」として引き続き救援で投げさせる見通しを示したという。モートンは通算390登板で、うち先発登板は387度。今季を除き最後に救援登板したのはデビューした2008年にまで遡る。

 米放送局「FOXスポーツ」はX(旧ツイッター)で、モートンの不調とブルペンへの配置展開について言及。SNSでは「とても値が張る救援投手だ」「41歳(今年11月で42歳)に1500万ドルだと? ワォ」「MLBで最悪な先発投手」「彼をDFAにしてくれ。そうすればまたブレーブスのユニホームを着られる」「なんてこった」「色々うまくいっていないようだね」「先発ローテ外されちゃったか……6敗防御率9点台は普通に話にならんもんね」「嘘だよな……?」と厳しい声が溢れている。

(Full-Count編集部)

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