巨人の田中将大、初回いきなり3失点 200勝に残り2勝も…2死から5連打浴びる

2週間ぶりの1軍先発マウンド
■巨人 ー 広島(1日・東京ドーム)
巨人の田中将大投手は1日、本拠地・東京ドームでの広島戦に先発。初回に2死から5連打を浴び、3失点を喫した。
先頭の小園を一ゴロ、矢野を空振り三振に仕留めて2死を奪った。しかし、野間、末包に連打を浴びると、坂倉にフルカウントから145キロの直球を中前に弾き返され先制を許した。
さらにファビアンも追い込んでからスライダーを中前に運ばれると、続く菊池にも146キロの直球を左中間に打ち返される適時二塁打を浴び、怒涛の5連打で3失点。ベンチから杉内俊哉投手チーフコーチがマウンドに駆けつけた。田村を敬遠した後、ドミンゲスを二飛に打ち取り、なんとか初回を切り抜けた。
楽天から移籍した今季は、3日に敵地・バンテリンドームで行われた中日戦で初登板。5回で96球を投げ、自責点1という内容で勝利投手となり、日米通算198勝目を手にしていた。
しかし、本拠地初登板となった17日のDeNA戦では2回6失点KOと打ち込まれ、移籍後初黒星を喫するとともに2軍再調整に。25日のイースタン・リーグの日本ハム戦では2回を完全投球と結果を出していた。
30日には「今回はファームで投げられましたし、取り組んできたことをゲームで試すことができた。明日はこのマウンドで、しっかりやってきたことを出して、相手を抑えることができたらと思います」と意気込みを語っていた。
(Full-Count編集部)