巨人の田中将大、3回3失点で199勝目ならず 初回に5連打で3失点

広島戦に登板した巨人・田中将大【写真:加治屋友輝】
広島戦に登板した巨人・田中将大【写真:加治屋友輝】

2週間ぶりの1軍先発マウンドで勝利ならず

■巨人 ー 広島(1日・東京ドーム)

 巨人の田中将大投手は1日、本拠地・東京ドームでの広島戦に先発。初回に2死から5連打を浴び、3失点を喫した。2回と3回は無失点に抑えたものの得点圏に走者を背負う苦しい展開が続き、3回3失点で降板。日米通算199勝目を逃した。

 先頭の小園を一ゴロ、矢野を空振り三振に仕留めて2死を奪った。しかし、野間、末包に連打を浴びると、坂倉にフルカウントから145キロの直球を中前に弾き返され先制を許した。

 さらにファビアンも追い込んでからスライダーを中前に運ばれると、続く菊池にも146キロの直球を左中間に打ち返される適時二塁打を浴び、怒涛の5連打で3失点。ベンチから杉内俊哉投手チーフコーチがマウンドに駆けつけた。田村を敬遠した後、ドミンゲスを二飛に打ち取り、なんとか初回を切り抜けた。

 2回は2死一、三塁、3回は2死満塁のピンチを背負うも、いずれも無失点で切り抜けた。しかし、3回の打席で代打が出されて交代。3回69球を投げ、8安打、3四球、2奪三振、自責点3という内容だった。最速は148キロだった。

 楽天から移籍した今季は、3日に敵地・バンテリンドームで行われた中日戦で初登板。5回で96球を投げ、自責点1という内容で勝利投手となり、日米通算198勝目を手にしていた。

 しかし、本拠地初登板となった17日のDeNA戦では2回6失点KOと打ち込まれ、移籍後初黒星を喫するとともに2軍再調整に。25日のイースタン・リーグの日本ハム戦では2回を完全投球と結果を出していた。

(Full-Count編集部)

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