鈴木誠也、2打席連続9号2ラン 4年連続2桁HRに王手…驚異の年45発ペース、3打点で勝利貢献

2打席連発は4月3日のアスレチックス戦以来、今季2度目
【MLB】カブス 8ー3 パイレーツ(日本時間2日・ピッツバーグ)
カブス・鈴木誠也外野手が1日(日本時間2日)、敵地で行われたパイレーツ戦に「3番・指名打者」で出場。5回に2戦ぶりとなる8号ソロ、7回には2打席連発となる9号2ランを放ち、4年連続2桁本塁打に王手をかけた。4打数2安打2本塁打、3打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
7回2死一塁の第3打席。右腕・ニコラスの4球目のスライダーを捉えた。左翼席へ打球速度104.1マイル(約167.5キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)の一発。2打席連発は4月2日(同3日)の敵地・アスレチックス戦以来、今季2度目だ。
この日、初回の第1打席は右飛に倒れたが、1点を追う5回1死の第2打席で快音を響かせた。怪物スキーンズの甘く入った92.2マイル(約148.4キロ)のスプリットを捉え、左翼席へ。カイル・タッカー外野手と2者連続アーチで逆転に成功していた。
鈴木は試合後、1本目のスキーンズからの本塁打について「すごくいいピッチャーで、今日はたぶん彼自身もそんなに状態は良くなかったと思いますが、いいピッチャーはどんどん振っていかないと結果は出ないと思うので、あのカウントから唯一の甘い球をしっかり振れたのが、ああいう結果につながったと思う」と振り返った。
試合前時点で打率.287、7本塁打25打点、OPS.929をマーク。2打席連発で年間45発ペースとなった。過去3年間の本塁打数は14、20、21となっており、4年連続の大台まで残り1とした。