前田健太が事実上の戦力外 タイガース発表…7試合で防御率7.88、2年34億円契約の最終年

タイガースが発表、24歳の右腕が昇格
タイガースは1日(日本時間2日)、前田健太投手をDFA(事実上の戦力外)としたと発表した。2023年オフに2年2400万ドル(約34億8700万円)の契約を結んでおり、今季が契約最終年だった。
今季はオープン戦で防御率4.91と結果を残せず、リリーフに回っていた。公式戦では7試合に登板し0勝0敗、防御率7.88。直近2試合ではともに1回無安打無失点だった。
4月に37歳となった前田は、今季がメジャー10年目のシーズン。米挑戦1年目にはドジャースで16勝を挙げるなど、在籍4年で3度の2桁勝利をマーク。2020年開幕前にツインズにトレード移籍すると、短縮シーズンではあるが11試合で6勝1敗、防御率2.70の好投を見せ、ア・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位に入った。
2021年には右肘のトミー・ジョン手術を受け、2022年は全休。2023年に復帰し、同年オフにFAとなってタイガースが獲得していた。
前田に代わり、24歳のタイラー・オーウェンズ投手が昇格となった。
(Full-Count編集部)