“事実上の戦力外”前田健太の今後 LAメディアが異例の投げかけも…米賛否「いらない」

タイガースからDFAとなった前田健太【写真:Getty Images】
タイガースからDFAとなった前田健太【写真:Getty Images】

「ドジャース・ネーション」がファンに呼びかけ

 タイガースは1日(日本時間2日)、前田健太投手をメジャー出場前提の40人枠から外す措置(DFA)とした。37歳の前田は今季リリーフとして7試合に登板し0勝0敗、防御率7.88。すると、“古巣”LAメディアはファンに前田を呼び戻すべきかと異例の呼びかけ。ファンの反応はまさに賛否分かれる結果となっている。

 前田は昨オフに2年2400万ドル(約34億8700万円)でタイガースに加入。1年目は29試合で3勝7敗、防御率6.09と苦戦し、2年目の今季はオープン戦で防御率4.91と結果を残せず、リリーフに配置転換となった。しかし、初登板となった3月30日(同31日)のドジャース戦で2回2失点、続く登板でも1回3失点と躓き、今季は防御率7点台と大苦戦していた。

 まだ今季まで契約は残っていたものの、5月早々にまさかのDFA。今後はウェーバーにかけられ、引き取り手があれば他球団に移籍、もしくはFAや傘下マイナーに残るなど選択肢はある。もっとも、37歳のベテランに残された道はかなり厳しい状況だ。

 そんな中、前田が2016年にメジャーデビューしたドジャースの専門メディア「ドジャース・ネーション」は公式X(旧ツイッター)を更新。「マエダは以前、2016年から2019年までドジャースでプレーし、137試合に登板して通算614奪三振を記録しています。37歳になった彼をロサンゼルスに迎え入れたいと思いますか?」とファンに“呼びかけ”を行った。

 かつてチームを支えた人気者とあって、「彼を連れ戻そう」「Yes」「リリーフ投手としてならYesだ」「すぐにだ……!」「間違いなく彼に戻ってきてほしいと思ってる」と賛成するファンもいれば、「さすがにもう厳しい気がする」「NO さすがに年を取った」「それよりケリーと契約しよう」「マイナー契約なら」「ハニーウェルが欲しいな」と否定派も。前田の“去就”に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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