負傷交代→明かされぬトラウトの状況…ファン戦々恐々「やめてくれ」「最悪だ」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

「明日も出るつもり」と語っていたトラウト…翌日はベンチスタート

【MLB】エンゼルス ー タイガース(日本時間2日・アナハイム)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手は1日(日本時間2日)の本拠地タイガース戦でベンチスタートとなった。前日の試合では昨年手術した左膝に痛みを訴えて交代に。試合後に本人は「明日も出るつもり」と話していたが、一夜明けた試合前に指揮官は検査結果を明かさなかった。ファンも「前にもあった展開」「いいニュースだったら、既に知らせている。よくないことだ」と戦々恐々としている。

 トラウトは4月30日(同1日)の同戦に「3番・右翼」で出場。3回の第2打席では二ゴロで全力疾走して一塁を駆け抜け、4回の打席で代打を送られていた。

 試合後、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は、「すでに体調は(交代時よりも)良くなっていると、トラウトは語った。彼はすでに検査を受け、明日も試合に出場するつもりだと語った」と伝えていた。

 しかし、翌日のラインナップにトラウトの名前はなく、ベンチスタートに。米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は、「彼はスタメンから外れた。今後数日間の出場は不透明だ。ロン・ワシントン監督は(試合前の会見で)トラウトが検査を受けたと言及したが、検査結果を明かすことはなかった」と伝えた。

 近年は怪我に苦しみ、満足いくパフォーマンスが出来ていないトラウト。今季はここまでリーグ2位となる9本塁打を放っていた。チームリーダーが離脱となれば、チームには衝撃が走る。ブラム記者の報道にX(旧ツイッター)では「2024年は29試合。2025年も29試合」「私たちは終わった」「やめてくれ」「また来年」「最悪」と離脱を予想するファンの声であふれていた。タイガース戦後、ワシントン監督がトラウトの現状を説明するのか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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