トラウト、骨挫傷で負傷者リスト入りへ エ軍今季ワースト6連敗直後に追い打ち…指揮官沈痛

ワシントン監督が会見「重症ではない」も…
【MLB】タイガース 10ー4 エンゼルス(日本時間2日・アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が骨挫傷のため負傷者リスト(IL)入りすると、1日(日本時間2日)のタイガース戦後に取材に応じたロン・ワシントン監督が話した。今季は9本塁打を放っていた主砲は、またも離脱の運びとなった。
トラウトは4月30日(同5月1日)の同戦に「3番・右翼」で出場。3回の第2打席では二ゴロで全力疾走して一塁を駆け抜け、4回の打席で代打を送られていた。今季29試合に出場し、打率.179と低空飛行ながらも9本塁打をマーク。復活の気配が漂っていただけに、まさかの発表となった。
今季ワースト6連敗を喫した直後のワシントン監督の表情も明るくはなかった。トラウトの状況を問われた指揮官は「骨挫傷と診断された。ILに入れる予定だ」と沈痛な面持ちで言葉をつなげた。一方で重症ではないとしながらも「でも、彼は休養が必要だ」とし、ある程度の期間は戦線を離れることになるという。
エンゼルスの顔として過去に3度のMVPを受賞したスター。しかし近年は故障が増え、昨季も4月までに10本塁打と快調にアーチをかけていたが、左膝を負傷。5月以降は欠場し、メジャー自己最少の29試合にとどまった。
(Full-Count編集部)