エ軍レンドンは「球界史上最悪の契約」 378億円も稼働率30%未満…米ファン呆れ

在籍6年間で通算3.9WAR…今季は股関節手術で全休見込み
超高額の大金が動くメジャーリーグ。大型契約に応えて活躍する選手もいれば、契約を結んだ途端に全く成績を残せない選手もいる。米メディアが「球界史上最悪の契約」に選んだのは、エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手だった。
米チケット販売サイト「TickPick」が運営するSNSアカウント「Mlb elites_」は1日(日本時間2日)、自社X(旧ツイッター)を更新。レンドンの写真を添え、「アンソニー・レンドンはエンゼルスとの契約でこれまでに1億6800万ドル(約243億円)を稼いでいますが、この4年間で出場した試合数は250試合未満。これは球界最悪の契約だ」と持論を述べた。
レンドンはナショナルズ在籍時に球界屈指の大型三塁手として君臨。2019年には146試合で打率.319、44二塁打、126打点、OPS1.010をマークして打点王を獲得した。プレーオフでも活躍し、球団初のワールドシリーズ制覇の原動力となった。同年オフにFAとなり、エンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約378億円)の契約を結んだ。
60試合の短縮シーズンだった1年目の2020年は52試合出場で出塁率.418、OPS.915と上々の成績だったが、以降は成績が急落。故障離脱も増え、2021年からは58、47、43試合出場に終わり、昨季も57試合で打率.218(206打数45安打)、0本塁打、14打点、OPS.574だった。そして今季は開幕前に股関節の手術を受け、シーズン全休となる見込みとなっている。
今季を含めて在籍6年間で通算WARは3.9。年平均でわずか0.65と圧倒的なコスパの悪さ。仮に今季全休となれば、6年間の計870試合のうちで出場わずか257試合、稼働率29.5%とプレーすらままならない状態だ。
この投稿には米ファンも納得するしかないようだ。「間違いなく史上最悪」「彼はあれだけの金を受け取っておきながら、それをオーナーの顔に投げ返すような態度を平然と取っていた。スポーツ界どころか、人としても最悪レベルの一人だろう」「スポーツ界にとっても最悪」という声が寄せられた。他にもスティーブン・ストラスバーグやカール・クロフォード、ジョシュ・ハミルトンらも“最悪候補”として列挙されていた。
(Full-Count編集部)