初の月間MVP山本由伸は「日本時代の姿に」 ロバーツ監督が称賛「もう1、2回と」

試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

3勝2敗も防御率1.06は両リーグトップ

【MLB】ブレーブス ー ドジャース(日本時間3日・アトランタ)

 メジャーリーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)、3・4月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、ドジャースの山本由伸投手がナ・リーグ投手部門で初選出された。デーブ・ロバーツ監督は「(昨季と異なる点は)自信だと思う。ヤマモトは彼本来の姿、そして日本時代の姿になっている。それに、今の方がよりいい投手だと思う」と称えた。

 移籍2年目の山本は6試合登板で3勝2敗。両リーグトップの防御率1.06をマークした。日本人投手では野茂英雄、伊良部秀輝、田中将大、ダルビッシュ有に次いで5人目の快挙だ。指揮官は「率直に言って、彼は他のみんなよりも優れた活躍をしていると思う。正しい判断だったと思う。私としてもうれしく思うよ」と喜んだ。

 ロバーツ監督は山本の勝負球に注目。「彼のスプリットは優れている。昨年はスライダーをあまり投げていなかったと思う」と話した。2日(同3日)の敵地・ブレーブス戦では4勝目をかけて先発マウンドに上がる。「今年もう1、2回とっても、私は驚かないだろう」と今後の活躍を期待した。

(Full-Count編集部)

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