山本由伸は「完全に支配した」 地元記者が脱帽、“0.90”に驚愕「誤字ではない」

6回2死まで無安打の快投
【MLB】ブレーブス ー ドジャース(日本時間3日・アトランタ)
圧倒的な投球内容に地元記者も舌を巻いた。ドジャースの山本由伸投手が2日(日本時間3日)、敵地でのブレーブス戦に先発登板し、6回91球1安打無失点。6回2死までブレーブス打線を無安打に抑える投球を披露。防御率0.90は依然メジャートップと、驚愕の数字を残している。
立ち上がりは6球で2死を奪ったが、3番のオズナに5度のファウルで粘られ、四球を与えた。4番のオルソンを遊直に打ち取り、初回は19球を投げた。4回にも1死からオズナの第2打席で6球目のスプリットを見逃され、2打席連続で四球を与えた。ただ、丁寧な投球で後続を2者連続三振に仕留めるなど、四球以外には走者を許さず、6回2死までノーヒット投球を披露した。
6回2死から、2番ライリーに5球目の変化球を捉えられて二塁打を許した。しかし、続くオズナは三ゴロに封じて6回91球1安打無失点の投球で降板した。
この快投に地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は自身のX(旧ツイッター)に「ヨシノブ・ヤマモトは6回までブレーブスを完全に支配した。被安打1、与四球2。6奪三振。91球で空振り17。彼の防御率は40投球回で0.90。これは誤字ではない」と記した。ドジャース公式ブログ「ドジャー・インサイダー」もX(旧ツイッター)で「ヨシノブ・ヤマモトは、ブレーブス相手にすごく良かった」と絶賛した。