4勝目の山本由伸を指揮官称賛「ファンタスティック」 次戦は中5日登板へ「可能性高い」

ブレーブス戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
ブレーブス戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

ブレーブス戦で6回無失点、防御率0.90は両リーグトップ

【MLB】ドジャース 2ー1 ブレーブス(日本時間3日・アトランタ)

 ドジャースの山本由伸投手は2日(日本時間3日)、敵地のブレーブス戦で4勝目を挙げた。6回1安打無失点と好投。防御率0.90は両リーグトップだ。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「今日のスプリットはファンタスティックだった」と称えた。

 5回まで69球を投げて無安打無失点。6回2死、ライリーに右中間二塁打を許したが、続くオズナをカーブで三ゴロに。6回91球(ストライク60球)を投げ、6奪三振2四球、1安打無失点だった。ノーヒットノーランを期待させる投球に、指揮官は「一瞬考えたが、ライリーは(状況を)変えた。だから、彼は私の頭の中で考えていることを感じたのだろう(笑)。私はそのこと(ノーヒッター)を少し考えていた。今夜はノーヒットに抑えていたからね」と笑顔を見せた。

 もしノーノーで6回を投げ切っていたら……。ロバーツ監督は「7回はマウンドに上がっていただろう。しかしながら、それより先については分からないね」とした。この日の91球のうちスプリットは球種別最多の29球。17スイングを誘い、7球の空振りを奪取。決め球として威力を発揮した。「制球力が、本来の状態に戻っていた。スプリットが今夜は本当に機能していた」と続けた。

 スネル、グラスノーら先発陣に負傷者が出ている。チームは敵地10連戦中。この日の球数は91球と少なかった。登板間隔を詰めるかとの問いには、「いい考えだ。普段よりも1日短い間隔で投げる可能性がかなり高いだろう」と回答した。

「エースになっているところだ。MLBの中でも、6回を投げて勝つチャンスを与えてくれるとわかっている投手は数える程度。実績がなければ、自信は維持できない。ヨシは本当に安定したパフォーマンスを見せている。ビッグゲームでも活躍している」。先発ローテーションの柱としてフル回転が期待される。

(Full-Count編集部)

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