球場悲鳴「ふざけるな」 “大谷ライバル”に150キロ直撃…腫れあがった左腕にファン「マジかよ」

死球を受けて苦悶の表情を浮かべるパドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:Getty Images】
死球を受けて苦悶の表情を浮かべるパドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:Getty Images】

タティスJr.を襲ったアクシデント

【MLB】パドレス 9ー4 パイレーツ(日本時間3日・ピッツバーグ)

 パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手は2日(日本時間3日)、敵地でのパイレーツ戦で左腕に死球を受けて緊急交代した。今季好調の26歳は、うずくまって悶絶。ファンからも「なんてことだ」「左腕が腫れあがっている……」と悲鳴があがった。

 同戦に「1番・右翼」で出場したタティスJr.は、3回2死走者なしで迎えた第2打席で、相手先発ミッチ・ケラー投手の93.3マイル(約150.2キロ)のシンカーが左肘に直撃。うずくまって痛がるタティスJr.の左腕は大きく腫れあがっていた。

 2021年には14年3億4000万ドル(約492億6000万円)の大型契約を結び、42発を放って本塁打王に輝いた。しかし2022年にはバイク事故による故障と、禁止薬物の使用で出場停止処分を受けるなど、球界を騒がせた。昨年は怪我などもあって、6月末から8月にかけて離脱。計102試合の出場で21本塁打だった。

 今季は絶好調で、試合前の時点で打率.345、8本塁打18打点、OPS1.011を記録。MVP投票の際に重要視されるWAR2.4はナ・リーグトップとなっている。

 死球後には代走が送られて交代。X(旧ツイッター)では「最悪だ」「次のイニングで報復死球をしても私は怒らない」「おい、マジかよ……」「ふざけるな」と嘆きの声があがっていた。

 その後、球団はタティスJr.の状態について「打撲」と発表。レントゲン検査では骨に異常はなく、経過観察を行うという。

【実際の動画】タティスJr.に150キロ直撃…腫れあがった左腕にファン「マジかよ」

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