山本由伸の「素敵な2ショット」 1年前に“大物”と笑顔…記念日に専属カメラマン投稿

ドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
ドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

ドジャース専属カメラマンも記念日を祝福

【MLB】ドジャース 2ー1 ブレーブス(日本時間3日・アトランタ)

 日本人メジャーリーガーの記念日に、新たな歴史が刻まれた。ドジャースの山本由伸投手が2日(日本時間3日)、敵地でのブレーブス戦に先発登板し、6回91球1安打無失点と好投し、4勝目を飾った。防御率はメジャートップを走る驚異の0点台に突入。実は30年前の今日は、ドジャースの日本人投手が歴史的な一歩を踏み出した日でもあった。

 登板前には3・4月の月間最優秀選手(MVP)でナ・リーグ投手部門に初選出された山本。今季7試合目の登板となったこの日は、5回までオズナに2つの四球を与えた以外は走者を許さない完璧な投球。6回2死からライリーに5球目の変化球を捉えられて二塁打を浴びたものの、続くオズナは三ゴロに封じて6回91球1安打無失点の投球で降板した。これで防御率0.90となり、両リーグで唯一の0点台とした。

 30年前の5月2日(同3日)は、日本人メジャーリーガーの歴史を変えた1日でもある。近鉄を退団して海を渡った野茂英雄氏が敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦で初先発し、5回を投げて奪三振7の好投を披露。奇しくも30年後の山本と同じ91球を投げて1安打、無失点という内容だった。

 初登板で野茂に勝ちはつかなかったが、同年に13勝6敗、リーグ2位の防御率2.54、リーグ最多236奪三振をマーク。日本人メジャーリーガーの道を切り拓いた。

インスタグラムに投稿された野茂英雄氏(左)とドジャース・山本由伸【写真提供:ジョン・スーフー/ドジャース】
インスタグラムに投稿された野茂英雄氏(左)とドジャース・山本由伸【写真提供:ジョン・スーフー/ドジャース】

 30年の時を経て、同じドジャースで日本人投手が快投。その日を記念して、ドジャース専属カメラマンのジョン・スーフー氏は自身のインスタグラムに、昨年撮影した山本と野茂氏のツーショット写真を公開した。ファンからは「素敵なツーショットですね」「すべては野茂さんから始まってます」「野茂選手が海を渡ったあの時……友達が“凄い事! 尊敬する”って言ってたのを思い出します」「30年の時を経て、2人のツーショット素敵」とコメントが寄せられている。

【実際の様子】「30年の時を経て」同じ日に力投した山本由伸と野茂英雄氏のツーショット

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