今井が7回無失点で3勝目、西武が6連勝で2位浮上 鷹&オリが連勝…3日のパリーグ

今井達也が7回119球10K0封で3勝目 西武が6連勝
西武は3日、エスコンフィールドで行われた日本ハム戦に4-3で勝利した。打線は3回まで相手打線・加藤貴之投手の前に2安打無得点も、4回に2死からタイラー・ネビン内野手の2号ソロで先制。6回には長谷川信哉外野手の打球が敵失策を誘い、2死二塁の好機をつくると、渡部聖弥外野手の適時打で追加点を挙げた。
さらに7回、平沼翔太内野手の安打、代打・中村剛也内野手の四球で2死一、二塁とすると、滝澤夏央内野手の打球を一塁手が後逸し、2塁走者が生還。続く西川愛也外野手には適時打が生まれ、スコアは4対0に。
先発・今井達也投手は、3回まで毎回走者を背負うが、要所を抑え得点を与えない。先制直後の4回を3者凡退で終えると、5回、6回も無失点。7回には安打と味方の失策で1死一、三塁とピンチを迎えるも、2者連続三振で切り抜ける。7回119球4安打4四死球10奪三振無失点でマウンドを降りた。
4点リードで迎えた8回、2番手・佐藤隼輔投手が四球と二塁打で1死二、三塁とされると、フランミル・レイエス外野手に4号3ランを被弾。1点差に迫られたものの、代わった山田陽翔投手が後続を打ち取る。9回は平良海馬投手が3者凡退で締め、4-3で試合終了。
勝利した西武は、接戦を制し6連勝。今井は3勝目を挙げ、打線では西川、渡部聖が2安打1打点の活躍を見せた。一方の日本ハムは、先発・加藤が6回88球5安打無死四球3奪三振2失点(自責点1)。終盤に1点差まで迫るも、あと一歩及ばなかった。レイエスは2安打3打点をマークした。
大関友久が6回0封で今季2勝目、鷹が2連勝
ソフトバンクはみずほPayPayドームで行われたロッテ戦に5-0で勝利した。
先発・大関友久投手は、初回から2イニングを無安打に抑える立ち上がり。3回に制球が定まらず2死満塁と走者を背負うも、後続を邪飛に打ち取って切り抜ける。
打線は4回に山川穂高内野手の6号ソロで先制に成功し、5回には1死三塁から笹川吉康外野手の犠飛で1点を追加。6回には2死一、二塁から石塚綜一郎捕手に2点適時二塁打、続く牧原大成内野手に適時三塁打が生まれ、5点のリードを得る。
7回を杉山一樹投手、8回を松本晴投手が無失点に抑えると、9回は藤井皓哉投手が締め、5-0で試合は終了した。先発の大関は6回2安打4四球2奪三振無失点で2勝目。打線では、山川が6号ソロを含む2安打1打点、牧原大が3安打をマーク。投打がかみ合い連勝を飾った。
曽谷龍平が7回0封で今季2勝目 紅林弘太郎は先制打&2号ソロ
オリックスは楽天モバイルパークで行われた楽天戦に7-0で勝利した。
打線は初回、先頭・廣岡大志内野手が二塁打で出塁すると、続く紅林弘太郎内野手の適時打で先制。5回にも紅林が2号ソロを放ち、追加点を挙げる。
先発・曽谷龍平投手は初回を3者凡退とすると、3回まで完全投球。4回からは毎イニング走者を背負うも、要所を締める。7回には連打で無死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を3者連続三振で無失点に抑え、7回116球4安打2四球7奪三振無失点で降板した。
8回に無死一、三塁から暴投と廣岡の犠飛で2点を追加。9回には2四球と杉本裕太郎外野手の安打で無死満塁とすると、麦谷祐介外野手の適時打が生まれる。さらに押し出し四球、大城滉二内野手にも適時打が生まれた。
救援陣は8回を川瀬堅斗投手が無失点でつなぐと、9回は阿部翔太投手が2死満塁のピンチを招くも後続を三振に仕留め、オリックスが3連勝となった。