大谷翔平、3試合ぶり8号 3時間遅延も吹き飛ばす126m弾、先発の佐々木朗希を援護

パパ初アーチから3試合ぶりの一発
【MLB】ブレーブス ー ドジャース(日本時間4日・アトランタ)
ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・指名打者」で出場。1-1の同点で迎えた3回の第2打席で3試合ぶりとなるバックスクリーンへの今季8号ソロを放った。メジャー初勝利を目指す先発の佐々木朗希投手に貴重な援護点をプレゼントした。
悪天候で試合開始が約3時間も遅れたが、その影響を感じさせない衝撃の一打が飛び出した。初回の第1打席は2試合ぶり安打となる中前打で出塁。続く3回の第2打席で、スペンサー・シュウェレンバック投手が投じた初球のカーブをバックスクリーンに運んだ。
打球速度107.3マイル(約172.68キロ)、飛距離415フィート(約126.49メートル)、角度35度の一打にスタンドは騒然。6連勝中のチームを勢いづける一打となった。これで今季はシーズン39本ペースだが、例年開幕直後はスロースターターなので、ここから量産する可能性がある。
大谷は真美子夫人が第1子を出産するため「父親リスト」に18日(同19日)から入っていたため2戦連続で欠場し、20日(同21日)のレンジャーズ戦で復帰。4月29日(同30日)は今季2本目となる初回先頭打者アーチを描き、長女が誕生してから初本塁打に。これで3試合ぶりとなる“パパ2号”となった。
6連勝中の期間で大谷は23打数8安打の打率.348、1本塁打、2打点をマーク。前日の2日(同3日)は2三振を含む4打数無安打に倒れていた。