大谷翔平は「本来の姿に戻っている」 打線牽引を示す「.529」…指揮官が寄せる信頼

8号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
8号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

ド軍のロバーツ監督が3安打の大谷翔平について語った

【MLB】ドジャース 10ー3 ブレーブス(日本時間4日・アトランタ)

 ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・指名打者」で出場し、8号ソロを含む4打数3安打、1打点で打率.293とした。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「本当に強い打球を放っている。直近数試合において、ゾーンの下の方の球はしっかり見送っている」と復調を確信している。

 大谷は初回の第1打席は中前打で出塁。3回の第2打席では、シュウェレンバックが投じた初球のカーブをバックスクリーンに運んだ。3試合ぶりの8号で勝ち越しに成功した。第3打席でも強烈な当たりの中前打。その後は見逃し三振、四球だった。

 試合は雨の影響で3時間以上開始が遅れたが、大谷の躍動もあって打線は繋がり10-3で快勝。チームは7連勝で、ここ4試合で3度の2桁得点を記録している。ロバーツ監督は「打線に安定感が出てきている。間違いなく、ショウヘイは(普段)うまくやっている時の、本来の姿に戻ってきている。中堅方向へ強い打球を打っている。ムーキーも少し調子が上がり始めている」と復調気配にあると語った。

 大谷は父親リストに入った4月18日(同19日)以降は4試合で16打数2安打の打率.125、本塁打と打点はともにゼロ。出塁率は.222だった。しかし、その後の直近7試合で27打数11安打の打率.407、2本塁打、3打点。本塁打と打点はやや少ないが出塁率.529と打線の流れを作っている。

 昨季のナ・リーグ本塁打&打点王が大暴れの5月を予感させた。

(Full-Count編集部)

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