佐々木朗希がメジャー初勝利　7度目の挑戦で“念願”…3時間遅延も5回3失点、深夜に歓喜

佐々木朗希は5回3失点の投球でメジャー初勝利をマークした

【MLB】ドジャース 10ー3 ブレーブス（日本時間4日・アトランタ）

　意地の投球で、念願の初勝利を掴んだ。ドジャースの佐々木朗希投手が3日（日本時間4日）、敵地でのブレーブス戦に先発登板し、5回98球6安打3失点の投球でメジャー初勝利を掴んだ。7試合目での先発マウンドで手にした初勝利に、佐々木は笑顔を浮かべた。

　悪天候の影響で3時間6分の開始遅延のマウンドとなったが、自己最多の98球を投げた。3四死球を許したが、4三振を奪うマウンド。5回以外は毎回走者を許したが、粘りの投球でチームを今季2度目の7連勝に導いた。

　この日は現地時間の午後7時15分に試合開始が予定されていたが、悪天候の影響で午後10時21分にスタート。3時間以上も試合開始が遅延し、日付をまたぐ長い戦いとなったが、最後には笑顔の佐々木がベンチで強く拳を握っていた。

　最速は96.7マイル（約155.6キロ）で、スライダーとスプリットを効果的に散りばめた。これでメジャー7試合に登板して1勝1敗、防御率3.86。山本由伸投手とともに先発ローテーションを守っている。2年連続の世界一に貢献するための第1歩を、ようやく切った。

（Full-Count編集部）