大谷翔平HR球ゲットは新人整備係…同僚と競合も「僕が勝った」 残業で最高の“お宝”

本塁打をキャッチしたジャンセン・スレードさん【写真:真柴健】
本塁打をキャッチしたジャンセン・スレードさん【写真:真柴健】

大谷翔平の8号を「キープするよ」

【MLB】ブレーブス ー ドジャース(日本時間4日・アトランタ)

 まさに“恵みの雨”だった。ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・指名打者」で出場。1-1の同点で迎えた3回の第2打席で3試合ぶりとなるバックスクリーンへの今季8号ソロを放った。

 無人のはずのバックスクリーン。ホームランボールをゲットしたのはグラウンドキーパーを務める26歳、ジャンセン・スレードさんだった。込み上げる嬉しさを抑えながらも「キープするよ。これはいいボールだね。気に入ったよ。オオタニが好きだから、多分、キープするかもね」と話した。

 小部屋のテレビ画面で試合を観戦し、グラウンド整備のタイミングに備えていたが、落下地点がわかったので“確保”に向かった。同僚たち3人と小競り合いになりながらも「幸いにも、僕が勝ったんだよ」と喜んだ。

 ジャンセンさんはブレーブスの職員として「今年が初年度なんだ」と話す26歳。大谷のホームランボールは“就職祝い”だったのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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