佐々木朗希、念願の初勝利は「忘れることできない」 遅延は「すごく大変」…一問一答

7試合目の登板、5回3失点でメジャー初勝利
【MLB】ドジャース 10ー3 ブレーブス(日本時間4日・アトランタ)
ドジャースの佐々木朗希投手が3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に先発登板し、5回98球6安打3失点の投球でメジャー初勝利をつかんだ。7試合目での先発マウンドで手にした初勝利に、佐々木は安堵の笑みを浮かべ、素直に喜びのコメントを口にした。
――メジャー初勝利。
「まずはホッとしているというか、良かったなと思います。うれしいです」
――試合が遅延。どうやって過ごした?
「もう食事をとったり、ある程度のことは先に終わらせておいて、急に始まるということは聞いていたので先にルーティンを済ませて、ぶらぶらしたりゆっくりしてました」
――試合後、祝福を受けた。
「たくさんの人におめでとうと言ってもらってうれしかったです」
――5回3失点の投球について。
「きょうは試合開始が遅れたり、明日の試合もある中で凄く大変な試合だったんですけど、その中で最低限の仕事はできたので、そこに関しては良かったのかなと思います」
――直球の出来について。
「決して納得できているわけではないですし、まだまだ普通にいいボールが投げられるなという気持ちの中で、他の球種を使ったり、いいところに投げればアウトはしっかり取れるのかなと感じてます」
――初勝利の感想。
「まあ、あの初勝利も僕にとっては凄く思い出に残るというか、その中でもこういった形で初勝利できたことは凄く特別で、なかなか忘れることができないんじゃないかなと思います」
「なかなかチームに貢献できている感じもなかった」
――球数が増える中、5回の気持ちは?
「点を取ってもらって、失点する回が多かったので何とかストライクゾーンで勝負していって、後はなるようになるかなと思っていたので、とにかく3つのアウトを取ることに集中して投げました」
――ブルペンで救援陣が準備していた。
「あの(最後の)バッターを出したら代えられるとか、そういうことは頭にはなかった。ただ、援護してもらっている中でなかなか締まらないピッチングだったので、そういった意味でも、しっかり3人で終えて帰りたいなと思っていました」
――スライダーを増やした要因は?
「きょうに関してはスプリットがなかなか思うように使えなかったので、どうしてもストレートだけだと打たれてしまうので、うまくスライダーを見せながら、要所でフォークもゾーンに入れながら、どうにかかわしながらという形になったんですけど。そういった意味でスライダーはカウント取れたんで良かったと思います」
――このまでの1か月半、長かった?
「初勝利うんぬんの前に、なかなかチームに貢献できている感じもなかったので、特に最初の頃は。その中でここ最近は最低限5回投げられたりとか、徐々に仕事としては、もちろん納得できているわけではないんですけどできてきて、その中できょう、野手と後で投げたピッチャーに試合を作ってもらって勝てた1勝なのがうれしいです」
(Full-Count編集部)