日ハムが4投手による継投ノーノー達成…鷹・川口が10試合連続0封、5日のファーム結果

ヤクルト戦に先発した日本ハム・孫易磊【写真:パーソル パ・リーグTV】
ヤクルト戦に先発した日本ハム・孫易磊【写真:パーソル パ・リーグTV】

イヒネイツアが9回に同点打…14安打の楽天が連敗ストップ

 パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が5日、4試合が行われた。日本ハムはファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたヤクルト戦に5-0で勝利。4投手による継投ノーノーを達成した。

 3回に今川優馬外野手の犠飛で先制すると、5回には山口アタル外野手の適時打で2点目を挙げた。一方、先発の孫易磊投手は6回73球無安打2四球4奪三振無失点で降板。7回以降は山本晃大投手、アニュラス・ザバラ投手が完璧リリーフを見せ、9回は山本拓実投手が3者凡退で締めた。

 西武は浦和球場で行われたロッテ戦に4-3で勝利した。先発・糸川亮太投手は上々の立ち上がりだったが、5回先頭の山口航輝外野手に3号ソロ、宮崎竜成内野手に1号2ランを浴び、6回7安打2四球1奪三振3失点でマウンドを降りた。

 一方で打線は初回に先制すると、3回には源田壮亮内野手の三塁打から犠飛で追加点を挙げた。逆転された直後の6回には、佐藤龍世内野手の2号ソロで同点とし、9回には日隈モンテル外野手が勝ち越し犠飛を放った。

 ロッテは先発・横山陸人投手が3回3安打1四球2失点。2番手・中村亮太投手は4イニングを3安打1四球1失点と好投した。打線は5回に2本塁打を集め逆転するも、チャンスを生かしきれなかった。

 ソフトバンクはタマホームスタジアム筑後で行われた広島戦に3-3で引き分けた。先発の井崎燦志郎投手は初回に2点を失うも、要所を締める投球で5回97球3安打5四球4奪三振2失点で降板した。

 一方の打線は、初回1死満塁、2回無死二、三塁、3回1死二塁の好機で得点を挙げられず。4回以降は8回まで走者を出せなかった。しかし9回、1死満塁とし、敵失の間に1点を返すと、イヒネイツア内野手に同点の2点適時打が生まれ、延長戦に持ち込んだ。10回は続投した川口冬弥投手が2四球を与えながらも3つの三振を奪って無失点。その裏の攻撃で得点できず、試合は引き分けに終わった。

 楽天は楽天モバイルパーク宮城で行われたオイシックス戦に8-2で勝利した。初回に吉納翼外野手の2点適時二塁打、岡島豪郎外野手の犠飛で3点を先制。3回にも岡島らの適時打で2点、6回には吉野の犠飛で1点、7回にも追加点を挙げて打線がつながった。

 先発の辛島航投手は、3回まで走者を許さない立ち上がり。5回犠飛で1点を返されたが、それ以上の得点は許さず。7回94球3安打無四死球4奪三振1失点でマウンドを降りた。8回に登板した藤平尚真投手は1点を失うも、8-2で試合終了。計14安打8得点の猛攻を見せ、連敗は「3」でストップした。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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