オリ九里が8回無失点好投で4勝目…鷹・山川が豪快弾、ロッテは6連敗 5日のパ・リーグ

日本ハム・北山亘基投手が8回121球で1失点完投も黒星
パーソル パ・リーグ公式戦が5日、3試合が行われた。楽天はロッテに2-1で勝利。ソフトバンクは西武に2-0、オリックスは1-0で日本ハムを下した。
楽天先発の荘司康誠投手は4回に併殺の間に1点を失い、5回に連続四球でピンチを招いたところで降板。打線は3回、2死から宗山塁内野手の適時打で先制すると、同点で迎えた6回には野選で勝ち越し点を挙げた。
リリーフ陣は6回以降を加治屋蓮投手、則本昂大投手、西口直人投手が走者を背負いながらも、それぞれ1イニングを無失点でつなぐ。9回は鈴木翔天投手が締めた。
敗れたロッテは、先発の田中晴也投手が6回93球2安打2四球5奪三振2失点(自責点1)も、援護なく2敗目。打線は4回から3イニング連続で併殺に倒れるなど、5安打1得点に終わり、6連敗を喫した。
オリックスは先発の九里亜蓮投手が走者を背負いながらも日本ハム打線をゼロに封じる。一方の打線は4回、中川圭太内野手の適時二塁打で先制。援護点をもらった九里は8回131球で4安打4四球4奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。9回はアンドレス・マチャド投手が3者凡退で締め、1-0で勝利した。
勝利したオリックスは、九里が自身4連勝。打線では、本日から1軍に合流した森友哉捕手が今季初打席で初安打をマークしている。一方の敗れた日本ハムは、先発・北山亘基投手が8回121球7安打1四球7奪三振1失点の完投も、打線が好機を生かせず4安打無得点だった。
ソフトバンク先発の大津亮介投手は初回に2死三塁、2回に2死一、二塁、4回裏に2死満塁のピンチを背負うが得点を許さず。4回72球6安打1四球2奪三振無失点で降板した。2番手・松本晴投手もピンチを背負うも、ゼロに抑えた。
一方の打線は6回、1死から柳町達外野手が四球で出塁すると、山川穂高内野手の7号2ランで先制に成功した。7回以降はリリーフ陣がしっかりと抑え、2-0で勝利した。松本晴が今季初勝利&11試合連続無失点をマークした。
一方敗れた埼玉西武は、先発・渡邉勇太朗投手が7回108球5安打5四球5奪三振2失点の力投。打線は相手を上回る9安打も、好機を生かせず完封負け。6連勝から一転、連敗を喫した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)