中日に現れたスピードスター 支える2軍断トツの“27&.432”…24歳逸材を「見たすぎる」

中日の2年目育成・川上が2軍最多タイの12盗塁をマークしている
新たなスピードスターの誕生なるか――。中日の育成契約、川上理偉(りい)内野手が4日、ウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦(ちゅ〜る)に「3番・一塁」で出場し、4打数1安打だった。2年目の24歳は両リーグトップタイの12盗塁をマークし、存在感が際立っている。
大分高から宮崎福祉医療カレッジを経て、九州アジアリーグの大分に所属。2023年の育成4位で中日に入団した。昨年の2軍戦は45試合で打率.091、本塁打なし、1打点と苦しんだが、今季は覚醒気配を漂わせている。
ここまで同僚の尾田剛樹外野手と並ぶ12盗塁は両リーグを通じて最多。昨年は2盗塁に終わっているが、大きく数字を伸ばしている。躍進を支えているのがやはり両リーグで断トツの27四球。出塁率.432も同トップでスピードを生かす場面が激増している。
躍動する2年目にファンも「偉いなぁ」「いい感じよね」「見たすぎる」「成績見てビックリ」「100点満点」などと高く期待を寄せている。
(Full-Count編集部)