緊急降板の今永が検査へ「ショックですね」　左太もも裏を負傷「肉離れに似たような感じ」

左太もも裏を負傷「どう対処していればこれを防げたのか…」

【MLB】ブルワーズ 4ー0 カブス（日本時間5日・ミルウォーキー）

　カブスの今永昇太投手は4日（日本時間5日）、敵地でのブルワーズ戦に先発し、6回途中に「左ハムストリングスの違和感」で緊急降板した。試合後、今永は「患部がどれくらい損傷しているか分からない。自分にとって初めての箇所」と語った。

　5回まで無失点の好投を見せていたが、6回1死一、二塁からイエリッチの一ゴロで一塁へのベースカバーへ走った際に左ハムストリングスを負傷。「一塁に全力疾走した時に怪我をしたと思います」。今永は苦悶の表情を浮かべて降板となった。2番手メリーウェザーが走者を返し、今永には2失点がついて2敗目となった。

　試合後、歩いて取材場所に訪れた今永は「今週は体の準備がすごく良くて、太ももの裏を怪我する前兆は一切なかったので自分としてはショックですね」と話し、「画像を撮れば何らかの映像は残ると思いますけど、これがどれくらい悪いことなのか、僕自身では分からない。明日になってからですね。肉離れに似たような感じだと思う。筋肉系のトラブルであることは間違いない。明日の画像（MRI）次第かなと」と話した。

　4月29日（同30日）のパイレーツ戦では6回に右足（太もも前部）のけいれんで緊急降板。これで2試合連続でのアクシデント降板となってしまった。これまで足の肉離れは経験がないという今永は「この1週間の調整を見返しても、どこで何を注意すべきだったのか。どう対処していればこれを防げたのか、ピンとくる所がない。整理しているところです」と悔しげだった。