顔ゆがめる今永に思わず「Not good」 球団OBはIL示唆「誰かを準備させる必要」

ブルワーズ戦に先発したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
ブルワーズ戦に先発したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」悲観的な予測

【MLB】ブルワーズ 4ー0 カブス(日本時間5日・ミルウォーキー)

 カブスの今永昇太投手は4日(日本時間5日)、敵地でのブルワーズ戦に先発し、6回途中に「左ハムストリングスの違和感」で緊急降板した。地元放送局は「大きな痛手になる」と不安の声を伝えている。

 5回まで無失点の好投を見せていたが、6回1死一、二塁からイエリッチの一ゴロで一塁へのベースカバーへ走った際に左ハムストリングスを負傷。今永は苦悶の表情を浮かべ、ゆっくりベンチへ歩いて交代となった。

 4月29日(同30日)のパイレーツ戦では6回に右足(太もも前部)のけいれんで緊急降板。安定感抜群の左腕を襲った2試合連続ののアクシデントに、地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」のポストゲームショーで司会を務めるコール・ライト氏は「(今永の負傷交代は)クレイグ(カウンセル監督)、そしてカブスにとって大きな痛手になるかもしれません」とコメントした。

 同局のレポーターを務めるエリセ・メナカーさんも「はい。心配です。前回登板は足がつっただけでしたけど」と反応。リプレーを確認すると「走っている最中に何か異変を感じたのがわかります。左ハムストリングの怪我と発表されていますので、今回は(前回と比べて)いい予感はしませんね」と続けた。

 MLB通算233本塁打を誇り、同局のコメンテーターを務める球団OBのクリフ・フロイド氏は「痙攣はいつ起きるか分かりません。ミルウォーキーは少し寒い。ILに入ると予想したくないですが、誰かを準備させる必要はがあります。とてもいい選手を失ってしまうかもしれませんが、どのチームだってこういうことはあります。ヤンキースだって(エースの)コールを失っているんですよ」と心配そうな口調で話した。

(Full-Count編集部)

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