今永を襲った緊急事態「なんてこった」 地元放送局は13秒沈黙「これは良くない…」

左太ももに手を当てるカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
左太ももに手を当てるカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

シカゴ地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」包まれた沈黙

【MLB】ブルワーズ 4ー0 カブス(日本時間5日・ミルウォーキー)

 カブスの今永昇太投手は4日(日本時間5日)、敵地でのブルワーズ戦に先発し、6回途中に「左ハムストリングスの違和感」で緊急降板した。そこまで明るい雰囲気で中継していた地元放送局のムードは急転。重苦しいムードに包まれた。

 5回まで無失点の好投を見せていたが、6回1死一、二塁からイエリッチの一ゴロで一塁へのベースカバーへ走った際に左ハムストリングスを負傷。今永は苦悶の表情を浮かべ、ゆっくりベンチへ歩いて交代となった。

 4月29日(同30日)のパイレーツ戦では6回に右足(太もも前部)のけいれんで緊急降板。安定感抜群の左腕を襲った2試合連続ののアクシデントに、シカゴ地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の解説を務めるジム・デシェーイズ氏が「ショウタはまたハムストリングを掴んでいる」と説明すると沈黙が13秒間続いた。

 デシェーイズ氏は「たった今、前回登板でショウタが痙攣していた話をしたばかりでした。今日も痙攣で降板すると願いたいところですが…彼は降板するようです」と切り出したが、再び沈黙。リプレー映像を見ながら7秒後に「あぁ…これは良くないな」と漏らした。

 さらに沈黙が10秒続いた後、実況を務めるアレックス・コーエン氏が口を開き「ショウタが降板しました。(球場全体から)拍手が贈られています」と状況を説明。続けて「なんてこった」と思わず嘆く声がこぼれた。

(Full-Count編集部)

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